• ホーム
  • レーザー治療でアレルギー性鼻炎を治す

レーザー治療でアレルギー性鼻炎を治す

2020年02月18日

アレルギー性鼻炎の治療法は、抗ヒスタミン薬の服用や血管を収縮させる点鼻薬、ステロイド点鼻薬の他に、レーザーによる治療があります。

アレルギー性鼻炎の場合、下鼻甲介粘膜と言われる部分がアレルゲンに反応しやすい特徴があります。そのため炭酸ガスレーザーを用いてその部分を軽く焼灼し、症状を抑えます。一般的に言われているレーザー治療は、美容目的のものですが、アレルギー性鼻炎においてもレーザーを用いた手術を行うことがあり、アレルギー性鼻炎のレーザー治療はまたの名を下甲介粘膜レーザー焼灼術とも言います。

メリットとしては、手術時間が数十分とあまりかからないこと、出血しないことがまずあげられます。治療当日は飲酒や運動は控えなくてはなりませんが、シャワーを浴びる、入浴するといった日常生活を送るにあたっての行動は、あまり制約がありません。術後一過性の症状として、鼻水がひどくなることがありますが、しばらくすると落ち着いてきます。費用も病院によって異なるものの健康保険を適用して1万円以下で行うことができます。

そしてもう一つのレーザー治療のメリットは、安全性が高いため妊娠中でも行える、術後もあまり通院しなくてよいという点もあります。妊娠中の場合アレルギー性鼻炎が悪化しやすい傾向にあり、薬の服用も控えなくてはなりません。レーザー治療は鼻に麻酔液を綿にふくませたものを入れ、局所麻酔をするのみですので、安全性も高いのです。じっとしていられるならば、小学生であっても行うことができます。

デメリットは、レーザー治療をしたから一生大丈夫と思いがちですが、実際には1から2年ほどで鼻の粘膜はもとの粘膜に再生してしまうので、再び再照射しなくてはなりません。女性であれば生理中は控えたほうが良いですし、風邪をひいている場合も手術を行うことはできません。効き方のデメリットとしては、すべての人に効果があるわけではなく、鼻づまりには効果があってもくしゃみや鼻水にはあまり効果がでなかった、という場合もあるという点です。

レーザー治療の流れは、まず鼻の中に麻酔を浸した綿を入れ20分ほど待ちます。麻酔が効いた段階で綿を外し、炭酸ガスにて鼻の粘膜を軽く照射していきます。片方ずつ行いますが、それぞれ10分程度で終わり、少し焦げ臭いにおいはするものの、痛みはほとんどありません。

術後1から2週間後にかさぶたができます。かさぶたは鼻づまりの原因となり気になりますが、自分の判断で取らないようにしてください。定期的に耳鼻咽喉科を受診し、レーザー治療後の様子を見てもらうようにしましょう。なお、通院は治療後1日から3日に1回、1週間から4週間に1回程度です。かさぶたが取れたら通院はしなくて大丈夫です。

レーザー治療は耳鼻咽喉科で行われています。安全性は高いですが治療を考える際には口コミを参考にしたり、費用がきちんと書かれているかどうかを確認したりするようにしましょう。耳鼻咽喉科のサイトには、実際に治療を受けた方の口コミも掲載されています。なお、デメリットもきちんと書かれている方が信頼できる病院でもあります。良いことばかりしか書かれていない場合は、アフターケアはしっかりしているかどうかを判断材料にします。

アレルギー性鼻炎のレーザー治療は、季節性のものであれば花粉が飛散する前に行うことが大切です。花粉が飛ぶ前に治療を開始することで症状を軽くすることができるためです。花粉によるアレルギー性鼻炎の場合は、早くに対策を練ることが大切であるので、治療を考えている場合は計画をしながら進めていくと良いでしょう。通年性の場合においてもひどくなることが多い秋前に済ませておくと安心です。