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アレルギー性鼻炎の主な症状

2019年11月28日
花粉と木のスプーン

風邪をひいていないにも関わらず、くしゃみや鼻水、鼻づまりに悩むことがありますが、数日たってもこれらの症状が改善されない場合は、アレルギー性鼻炎の可能性が高くなります。アレルギー性鼻炎は鼻づまりやくしゃみ、鼻水といった症状があり、風邪と似ているのですが、症状を引き起こす原因がことなります。

風邪やインフルエンザの場合、主にウイルスが引き金となります。鼻水も最初はさらさらとしているのですが、次第に黄色を帯びてきてどろっとしたものになります。くしゃみも出ても3回程度で、多くありません。その代わり喉が痛くなり、咳き込むことがあります。なお、インフルエンザの場合、人によって差はあるものの高熱や倦怠感が急激に起きるのが特徴なのですが、風邪の場合は微熱程度、倦怠感もあまりありません。

一方鼻炎はウイルスではなく、アレルギー症状を引き起こす物質である、アレルゲンを吸い込むことで起こります。アレルゲンには花粉、ほこりやダニなどのハウスダスト、ペットの毛などがあり、鼻水はさらさらとしているもののとどめなく出るほか、鼻づまりもひどく、くしゃみも8回以上出ることが多いです。このように鼻炎と風邪には症状の出方が異なり、すぐに見分けることができます。

鼻炎は、決まった季節に起こる季節性アレルギー性鼻炎と、一年を通して起こる通年性アレルギー性鼻炎の2つにわけられます。季節性の鼻炎は、花粉症が含まれており、通年性の鼻炎は、ダニやほこり、カビといったものが原因で起きています。遺伝的要素もあり、親が花粉症などの鼻炎を持っている場合子供にも遺伝していることがあります。ですが、花粉症として出るのか、通年性の鼻炎として出るかはわかりません。そしてアレルゲンも親と子では違うことがあります。すべての症状がそのまま子供に受けつがれるわけではなく、遺伝と取り巻く環境が影響していると言えます。

アレルギー性鼻炎は、異物である花粉やダニ、ほこりを体の外に追い出そうと過剰に反応している状態です。花粉などの異物が頻繁に入りこむと次第に抗体を作りはじめ、再び異物が入ると作られた抗体が異物を攻撃し始めます。その時に起こるのが鼻水や鼻づまり、くしゃみといったことなのです。

アレルギー性鼻炎は、鼻水やくしゃみが多く出ること、鼻の粘膜が腫れて鼻づまりが起きる、目がかゆいといった症状が主です。この症状に付随して、睡眠不足、頭痛や集中力の低下、全身の倦怠感、口の渇きなどが起こってきます。小さい子供もアレルギー性鼻炎を引き起こすことが多く、年々増えてきています。子供の場合、学校生活にも影響が出てきてしまうのでできるだけ早くに対策をすることが求められています。

これらは、一回起きてしまうと自然治癒することはありませんし、完全に治すことも難しいのが現状です。そのため症状を軽減するには、薬を使用するなどの対策が必要となるのです。まずは、自分はなんのアレルゲンに反応しているのかということについて血液検査などで知り、どの薬を使用すると軽減していくのかを考え調べると良いでしょう。

花粉が原因の場合は、花粉が飛び始める2月の中旬前から対策をする必要があります。そしてダニやほこりなどが原因の時は、日々の掃除が大切です。体を強くすることも大切であるので、日ごろから運動を心がけ、食べ物に注意するなど生活習慣に気を付けて生活をしてみましょう。鼻炎とストレスやアルコール、タバコといったものは密接に関係していることがあります。

花粉症だけでも約20%の人が罹患しています。今症状がない人でもある日突然アレルギー性鼻炎になる可能性があり、大変身近な疾患となっています。