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アレルギー性鼻炎で鼻づまりによる頭痛

2020年02月01日
せきが出ている男性

アレルギーは、花粉やほこり、ダニといったものが体内に入り、それを排除しようと体が様々な反応をすることから起きています。その反応が鼻の症状に出た場合、アレルギー性鼻炎となり、とどめなく出てくる鼻水や鼻づまりといった症状が出てきます。アレルギーの原因が何かがわかっている場合、それを排除し内服薬や点鼻薬を使うことによって、改善へと導くことができます。

ですが、子どもの場合、自分の症状を上手く伝えらないことが多いです。漠然と頭痛や吐き気がすると訴えるほか、風邪のように発熱してしまうこともあります。アレルギー性鼻炎が特にひどくなるのが春や秋であり、この時期は風邪やインフルエンザ、偏頭痛と間違えやすいです。市販薬を服用しても良くならず、耳鼻咽喉科を受診して初めてアレルギー性鼻炎だった、とわかることもあります。そのため治療を開始するのが遅れてしまうのです。

風邪とアレルギー性鼻炎を比べてみると、風邪は1日中症状が出ているのに対して、アレルギーの場合は、朝と就寝前にひどくなる傾向があります。鼻水も粘液性の鼻汁が出るのに対して、初期段階では水っぽくさらさらとしています。鼻の奥がむずむずとした感覚もアレルギーの場合はあるので、子どもには、どのような鼻水が出ているのか、鼻のどこが詰まっている感じがするのか、ということを聞いてみると良いでしょう。

アレルギー性鼻炎では主に鼻づまりが起きます。鼻づまりは鼻水が詰まっている状態ではなく、鼻の粘膜が腫れあがり狭くなっている状態です。そのままにしておいてもなかなか改善されないため点鼻薬など用いて治療を開始しますが、ひどくなると偏頭痛が起きたり、吐き気、発熱、歯の痛みといったものが現れることがあります。

そしてアレルギー性鼻炎の場合、同じ鼻の疾患である慢性副鼻腔炎を引き起こすことがあります。慢性副鼻腔炎は、鼻づまりや黄色い鼻水、咳や頭痛、臭いがわからないといった症状があり、少し前までは蓄膿症と呼ばれていました。慢性副鼻腔炎もまた、風邪などの細菌やアレルギー物質によって鼻の粘膜が炎症し腫れるので、鼻腔と副鼻腔がふさがってしまい、息苦しさを感じるようになるのです。

副鼻腔はちょうど顔の真ん中付近にあり、鼻とつながっています。この部分に炎症が起きると三叉神経を刺激してしまい頬や歯が痛くなり、時として偏頭痛が起きてきます。さらに、鼻がつまることで副鼻腔にも空気が入りにくくなり、圧がかかってしまい頭痛の症状が出てくるのです。鼻づまりと頭痛は直接関係が無いように感じますが、実は大変につながりがあるので、鼻づまりを侮ってはなりません。特に子どもは悪化してしまう傾向にあるので、頭痛を訴えている時は鼻づまりがないかどうか確認をするようにしましょう。

アレルギー性鼻炎は、処方される薬の他に市販薬でも改善へと導くことができます。数多くの市販薬が販売されていますが、市販薬の場合、服用できる年齢が15歳以上のことが多いので、説明書をよく読み、子どもに服用させる時は、服用できるものかを確認するようにしてください。そしてアレルギー性鼻炎の薬を服用している時は抗ヒスタミン剤が入っている風邪薬、酔い止めは服用できません。複数の症状が出ている場合は、特に注意が必要です。

アレルギー性鼻炎になると、たえずティッシュを持ち歩き鼻水をかむことも増えます。力を入れて鼻水を出そうとすると、耳にも影響が及び中耳炎を引き起こしてしまうこともあります。鼻は口や耳とつながっており、鼻の状態がわるいと耳にも影響が及びます。鼻をかむときは力を入れないようにし、軽く抑える程度にとどめておくようにしましょう。