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どんな人がアレルギー性鼻炎にかかるのか

2019年12月10日
せきが出ている女性

アレルギー性鼻炎は年齢には関係がなく、子供でもなることが多い疾患です。もともとアレルギー体質であればアレルギー性鼻炎になる可能性もあり、小さい子供の場合は、はじめアトピー性皮膚炎になり、後に気管支喘息、後にアレルギー性鼻炎になることがあります。そしてアレルギー性鼻炎が悪化して、中耳炎になる危険性も考えられます。

アレルギー体質に関係ない場合では、住んでいる場所が影響していることがあります。工場地帯や交通量の多い沿線、都会といったところは大気があまりきれいではなく、住宅地や田園地帯に比べるとアレルギー性鼻炎の患者数は高くなり、鼻炎になる確率が高くなります。花粉症の場合は都会などの場所はあまり関係がなく、アレルゲンとなる花粉がある地域、風向き、といったことが影響しています。空気がきれいなところでも、スギ花粉は飛んでいるのでどこの地域にいても花粉症の患者になるリスクはあるのです。

自分がアレルギー体質かどうかは、血液検査をするとわかります。大変簡単な検査で少量の血液液を調べたり、パッチテストと呼ばれるものを行ったりして判明します。花粉症の場合は、身近な野菜や果物を食べた場合、口腔アレルギー症候群を起こす危険性もあるので、花粉症と侮らず、しっかり調べてもらうと良いでしょう。アレルギー性鼻炎かどうかの判断は、まず問診を行い鼻の中の様子を調べます。この段階で鼻炎の可能性が高ければ、鼻水の中の細胞を調べたり、血液検査、パッチテストと言われる皮膚検査を行ったりします。このような詳しい検査は耳鼻咽喉科で行っているので、そうかもしれない、と感じたときは耳鼻咽喉科を受診すると良いでしょう。

アレルギー性鼻炎は、外的なことが要因で起こりますが、疲労や偏食といった生活習慣も要因となることがあります。疲労感を覚えると自律神経が乱れ始めますし、偏食は栄養が偏った状態になります。そのためアレルギー性鼻炎の場合、環境を整え、食生活に気を配ることが大切になってくるのです。

気を付けたい点としては、タバコやアルコールは良い影響をもたらしません。特にタバコは肺に影響を及ぼすだけでなく、鼻の粘膜を荒れさせ、いつも鼻の中が腫れている状態になっています。受動喫煙が問題になっていますが、吸っていない人でも吸っている人の近くにいるだけで、タバコを吸っているのと同じ状態になっています。自分は吸っていなくても家族に喫煙者がいる場合は、その場から離れるなど気を付けなくてはなりません。

アルコールは、適度に飲むとストレスが解消し気持ちが高揚するのですが、実は体にとってはストレスになっています。そしてアルコールを飲むときに食べるおつまみは、唐揚げなどの揚げ物が多く、脂っこいものを多く摂りがちになりますし、いつもの食事時間より遅い時間に食べることになります。夜遅い時間に食べるのは、いつまでも胃を動かしている状態であるので体にとって良くありません。

さらに便秘の場合も注意が必要です。多くの免疫細胞は腸の中で作られています。腸の環境が整っていないと便秘になり、毒素を体中にばらまいてしまいます。免疫力を適切に高めるためにも腸の環境を整えるようにしましょう。納豆やキムチ、ヨーグルトといった乳酸菌や、野菜やキノコ類に多い食物繊維を意識して摂取すると良いです。

アレルギー性鼻炎は様々なことが要因で起こり、症状の出方も個人差があります。その中でアレルギー体質の人が鼻炎になる可能性が高い、というだけで、アレルギーの体質がなくてもある日突然なるのが、アレルギー性鼻炎の特徴でもあります。健康な状態を保つためにも、生活習慣を見直して適度に運動を行うようにします。